感染防止

搬送時の対応一つで集団感染の発生リスクが高まることを、意識しながら搬送しております。私達が媒介者とならない為の予防を行っております。

基本的にはディスポーザブル製品を多用する形となります。院内感染防止に努めた病院様の努力とお気持ちを無にしないよう、搬送時に感染をさせてはなりません。しっかりとした感染防止に努めるため必要なコストをご理解下さい。

常時空間除菌について

ご乗車頂く車内にはクレベリンゲル(二酸化塩素)業務用を設置しております。空気中に飛散している菌やウイルスを抑えることが出来るとのことで、ご安心して乗車していただけます。詳しくは大幸薬品のホームページをご確認下さい。

 お客様が降車した後・車庫に帰車した時に、に紫外線殺菌装置を点灯し、UV殺菌及びオゾン殺菌を行っております。前のお客様の影響を受けにくくするための対策です。

乗車毎の空間除菌について

1名降車する毎に、エタノール噴霧、クレベリン噴霧しております。前に乗った方の菌等を次の方への影響を最小限にするための大切なコストです。クレベリンの効果につきましては大幸薬品のホームページをご確認下さい。

乗務毎の機材消毒について

1名乗車する毎に接触のあった場所に次亜塩素酸ナトリウムを噴霧、清拭しており、機材等も極力ディスポーザブル製品を使用しております。

器具洗浄について

流水~オスバン等の除菌系洗浄剤にて洗浄後、ハイターにて1時間程度の漬置き消毒を行います。腐食の考えられる機材についてはオスバン等での漬置きとすることもあります。

上掛けについて

内掛けにバスタオル、外掛けの毛布も2020年3月現在1名毎に交換・洗浄をしております。前の方が使用した掛物は洗濯に出し、洗浄されたものを使っております。

洗濯について

使用する洗剤は除菌効果を考慮し、アタック・アリエールなどの有名洗剤の部屋干しタイプを使用しております。

血液汚染や吐物汚染が見られたバスタオルについて

ビニール袋に密閉し、到着病院様等にて破棄して頂くか、持ち帰り処分致します。

車内で嘔吐が見られた場合について

吸水型シーツ・ペーパータオルで吸収させ、空間にクレベリン散布、湿潤な消毒を継続清拭を完了させるなどノロの対策に準じ、ハイター(次亜塩素酸)にて消毒を行います。また、乗務員はディスポーザブルエプロンやマスク・ゴーグル・手袋を着用し感染対策に留意しております。

車内で吐血・喀血などの血液汚染が見られた場合について

吸水型シーツ・ペーパータオルで吸収させ、クレベリン散布、清拭をした後にオキシドールにて洗浄を行いその後ハイター消毒を行います。乾燥した後にエタノール散布します。乗務員は適宜ディスポーザブル製品にて感染防止に努めます。

スタッフの全身へのアルコール噴霧

ご乗車頂いている時に、付着させてきた菌やウイルスの影響を最小限にするため、スタッフが必要と判断した時は自身の体に噴霧させますが、ご気分を悪くされないようご理解頂けましたら幸いです。